これを説明するのに、自分の正体に関する記憶を失った人を例にあげましょう。
こうした例はときどき起こります。
裕福で、よい地位についていて、家族を維持している人が、自分の正体の記憶を失うとします。
しかし本人は国内の他の場所で新たに生活を再建し、結婚し、家庭を持ち、普通の労働者として働きます。
かつての知人から探し出されても、自分は別人だと主張して否定しますが、これはかつての生活に関する事を何一つ記憶していないからです。
これは、最初の個性が心にたいして死滅してしまい、一方肉体はなおも正体を保っていることを意味します。
久保田八郎 訳「レクチャー7●宇宙的記憶」より
以上の事を説明する為に、一般的に知られている記憶喪失を例にあげましょう。
ある人が順調に暮らしていて、地位も得て家族も有るとします。
しかし、記憶を喪失し、同じ国の別の場所で人生を新たにやり直し、家族を得て、一般労働者として働いているとしましょう。
そこへ以前の知人が現われて彼を知っていると言っても、何一つ記憶していない為に、当人は否定するでしょう。
この事は、肉体はいまだに以前の個性を保っている一方、以前の自我はマインドに無関係である事を表しています。
篠芳史 監訳「第七課 宇宙的記憶」より
SCIENCE OF LIFE - STUDY COURSE in "LESSON SEVEN Cosmic Memory"