その解説に返りますと、人間の心が存在する場所には本人もいるということになるのですが、この意味を分析してみましょう。
たとえば、建物のなかに歩いて入って行く人は、内部の何か一つの物に心を引きつけられて、建物の中の他の物は目に映りません。
これは”警戒性探知力”の説明のために引用したのです。
久保田八郎 訳「レクチャー12●たえまなき進歩の報い」より
繰り返しますと、人の思いのある所には本人も居るのですが、これを分析してみましょう。
ある人がビルの中に入り、そこにある特定のものに興味を惹かれると、他のものを見落とします。
この覚醒している状態を説明する為に次の例をあげましょう。
篠芳史 監訳「第十二課 要約 絶え間ない進歩のもたらすもの」より
SCIENCE OF LIFE - STUDY COURSE in "LESSON TWELVE Summation ― The Rewards Of Continuous Progress"