前述のように、心が宇宙の意識から印象を受けないときはありません。
宇宙の意識は全知者であり創造主でありますので、それは創造物を愛しています。特にみずからの宇宙の意識の総計を表現し得る心にたいしてはなおさらです。
そこで恩寵の法則が行使されて、心にたいして、それと(宇宙の意識と)一体化して現象化するべき好機を与えています。
つまりわれわれは”生まれかわる”ことによってこの好機が与えられるのです(訳注=この場合は肉体の生まれかわりを意味するのではなく、精神的な一大転換を意味する)。
久保田八郎 訳「レクチャー9●宇宙的細胞と肉体細胞の活動」より
前述の通り、一瞬たりともセンス・マインドが宇宙の意識から印象を受けない瞬間はありません。
宇宙の意識は全知者であり、創造主であるからこそ創造したものに関心を寄せるのであり、宇宙の意識を通して意識の全てを表現出来るセンス・マインドに対しては特に面倒を見るのです。
そして、恩恵の法則が働き、センス・マインドは宇宙の意識と融合(一体化)し意識の現れの一つとなるチャンスが与えられます。
我々は再生(生まれ変わり)によってこのチャンスを得るのです。
篠芳史 監訳「第九課 宇宙的な細胞と世俗的な細胞の活動」より
SCIENCE OF LIFE - STUDY COURSE in "LESSON NINE Cosmic And Carnal Cell Activity"