死者の霊が語るのではない
こうした特殊な原因によって、これまで不可解であった世の中のさまざまの神秘的な現象が発生していったわけです。
各種の心霊団体は、「心が細胞の持つ知性と接触するとき何が発生するか」を知ってはいません。だから心霊団体は霊媒が感受する事柄は死者からくるものと思い込んでいるのです。
私が説明し得るかぎりでは、宇宙的な各細胞はそれぞれ周囲に、より小さな分子群を従えた一個の送受信局を持っています。
昔の学者はこのことを知らなかったため、この送受信細胞に接すると感受するメッセージは高級霊からくるものと考えていました。
久保田八郎 訳「レクチャー9●宇宙的細胞と肉体細胞の活動」より
この事実が今日の様に知られる迄は、この特殊な状態が世の中に神秘現象を引き起こしていました。
神秘主義者達はセンス・マインドが細胞の持つ英知と接触する時に何が起るか理解していない為に、感受した情報を死者から来るものとみなして来たのです。
更に詳しく説明しますと、宇宙的な細胞は、各々、より小さな分子群を伴うマスター・ユニット(宇宙の意識との送受信局・送受信機能)を持っています。
初期の学者達はこの事を知らず、マスター・セル・ユニットに接触した際に受ける情報を高度に進化した指導霊から来るものと考えました。
篠芳史 監訳「第九課 宇宙的な細胞と世俗的な細胞の活動」より
SCIENCE OF LIFE - STUDY COURSE in "LESSON NINE Cosmic And Carnal Cell Activity"