自分の命が助かりたいと願う者はそれを失うことになるのだとイエスは言っているではありませんか。
これはエゴが自身を意識にゆずり渡すことによって起こる恐怖を意味するのではないでしょうか。
これはまたわれわれが神と呼んでいる創造主を信じないことでもあります。
イエスは次のようにも言っています。「自分の生命を捨てる者は永遠の生命を得るだろう」。
この意味は、エゴの意志を意識の意志にゆだねる者は永遠の生命にあずかるということです。
意識は永遠であり、万物を支えているからです。
したがって意識がなければ個体は存在しないでしょう。無意識な個体は死体であるのです。
久保田八郎 訳「レクチャー6●新鮮な想念で人体は若返る」より
イエスは − 自分の生命を守ろうとするものは生命を失う事になるだろう − と言っているではありませんか。
これは、利己的なマインドが意識に従う時に感じる恐怖について述べているのではないでしょうか。
これは神と呼ばれている創造主に対する信頼の欠如も表わしているのです。
イエスは − 自分の生命を捨て去るものは永遠の生命を得るだろう − とも述べています。
これは、エゴの意志を意識の意志に従わせる者は永遠の生命を得ることを示しています。
意識は永遠であり、万物を生み出すのです。
そして意識なしには如何なるフォームも存在しないでしょう。意識のないフォームは死んだフォームです。
篠芳史 監訳「第六課 新鮮さ・マインドを若返らせる」より
SCIENCE OF LIFE - STUDY COURSE in "LESSON SIX Newness, The Rejuvenator Of The Mind"