これは、自分の子供は何も悪い事をしてはいないと思いがちで、子供を矯正しようとしない母親と同じようなものです。
結局子供は母親とともに苦しむことになります。子供の内部で目立っていた弱点を正すことが母親にできなかったからです。
これは子供の弱点を認めるのを恐れた母親の責任です。
そして矯正するどころか弱点に弱点を付け加えます。
ついに母親は真実に直面しなければならないときがきますが、もはやそれを避けることはできず、矯正は最初の段階よりもはるかに困難になってきます。
久保田八郎 訳「レクチャー6●新鮮な想念で人体は若返る」より
これは、母親が自分の子供は悪い事をしないと信じて過ちを正そうとしない場合と同じです。
母親が子供に現れていた弱さを克服させるのに失敗した為に最終的に子供は母親共々苦しむ事になります。
これは、子供の中にある弱さを認める事を恐れた母親に責任があります。
母親は弱さを正すどころか、むしろ弱さを助長してしまったのです。
最終的に母親は現実に直面しなくてはなりませんが、その時はすでに現状を回避出来ず最初よりずっと困難な状態にあるでしょう。
篠芳史 監訳「第六課 新鮮さ・マインドを若返らせる」より
SCIENCE OF LIFE - STUDY COURSE in "LESSON SIX Newness, The Rejuvenator Of The Mind"