われわれが創造主のようになろうと思えば、われわれは動揺することなく生命界のあらゆる面を見なければなりません。
創造主は何らの差別をすることなく創造物を見つめています。
もし創造主がある物を好み、ある者をきらったりすれば、創造主自身を分裂させることになり、人間以上にすぐれた業績をあげることはできません。
あらゆる段階の創造物はその創造主によって愛されています。各創造物の目的が知られているからです。
差別をするのは人間だけの特徴であって、これによって多くの苦痛が生じていますが、これはエゴの心が自身を全体から離しているためです。
リンゴは物質でできていて、人間と同様に意識的な生命によって支えられていますが、われわれがそれに食いついても悲鳴をあげたりしません。
なぜでしょう?
その理由は、宇宙の法則にたいしてたえず反抗的な自由意志なるものを与えられた人間の持っているような”心”をリンゴは持たないからです。
久保田八郎 訳「レクチャー4●万物の相互関係」より
我々が創造主の様になろうと決意するなら、毅然と生命のあらゆる段階に直面しなければなりません。
創造主は差別する事なく創造物に対峙しています。
なぜなら、創造主が偏愛するならば、自分を分割する事になり、それでは人間以上に優れた物事を為し得ないからです。
創造主は、創造物の存在する目的を知る故に、創造物のあらゆる面を愛しています。
差別するのは人間の特質であり、エゴのマインドが全体から自分を切り離している為に、多くの苦痛を生み出しています。
リンゴは物質で構成され、人間と同様に、意識からなる生命に支えられています。しかし、我々が噛んでもリンゴは悲鳴をあげません。
なぜでしょう。
それは、人間が持つようなマインドをリンゴは持たない為であり、人間は自由意志を授けられたが故に宇宙の法則に反して来たのです。
篠芳史 監訳「第四課 万物の相互関係」より
SCIENCE OF LIFE - STUDY COURSE in "LESSON FOUR The Relationship Of All Creation"