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ここに引用した事柄をはっきりさせるために、液体が固体に変化するときの物体の創造を例証しましょう。
一滴の水が土に付着しますと土の中へ水は吸収されます。
さらにもし少量の水に土の表面をゆっくりと流れさせると、土は水のほとんどを吸収しますので液体は消滅して泥のかたまりができます。
それはもはや液体ではなく、かたまりをなすために土を含んでいる水分です。
もし入手し得るかぎりの土すべてを吸収するほどの液体があるとするならば、このかたまりがどんなに大きくなるかは言うまでもありません。
土の分子すべては芽や種子ばかりでなく、無機物も生み出す可能性のある種々のガスで成り立っています。
そしてひとたび適当な条件が与えられれば、右以外の物をも生み出すことが可能です。
最初の段階から現在の段階に至るまで、さまざまの度合に活動は続き、それが多くの変化を生み出すわけです。
久保田八郎 訳「レクチャー4●万物の相互関係」より
論点を明確にする為に、液体が固体に変化する際フォームが形成される実例をあげます。
塵の上に落ちた水滴が塵を吸収するとしましょう。
そして、水滴が塵の上をゆっくり転がる事が出来るほど少量である場合、水滴は完全に吸収されて消滅し、泥のボールが現れます。
これは既に液体ではなく、塵と共に球体を形成する為に塵のつなぎとなる水分です。
仮に塵を全て吸収する程に充分な量の液体がある場合には、いかに大きな球体を形成する事が出来るか言うまでもありません。
塵の粒子は皆、様々な気体で構成され、胚芽や種子のみではなく無機物を生み出す事もあります。
又、適当な状況が得られる場合は、他のフォームを生み出す事もあります。
第一の領域からここに至るまで、活動は段階的に継続され変化します。
篠芳史 監訳「第四課 万物の相互関係」より
In order to clarify what we mean we can use the illustration of the creation of form when liquids transform into solids.
A drop of water placed on dust will absorb the dust unto itself.
And if a small amount of water is allowed to move slowly over dust it will absorb so much that the liquid vanishes and a mud ball takes its place.
It is no longer liquid, but moisture that holds the dust together to form a sphere.
Should there be enough liquid to absorb all of the dust that might be available there is no saying how large this sphere could become.
All of the particles of dust are made up of various gases which are capable of producing minerals as well as germs or seeds.
And these can produce other forms once the proper conditions prevail.
From the first kingdom to the present, activity continues in varing degrees that produces the changes.
SCIENCE OF LIFE - STUDY COURSE in "LESSON FOUR The Relationship Of All Creation"